学生アスリートがSNSで収益化するには|大学バスケでの事例
この記事でわかること
・選手がSNSで収益を得ている具体例事例紹介
SNSが普及し、自己ブランディングが簡単にできるようになった昨今、チームとしてだけでなく、選手個人がSNSで収益を得ている例もあります。
今回は、大学生で部活動に所属しながら、SNSで収益を得ている選手の事例を紹介します。
1.Instagramでセルフブランディング→グッズ販売
筑波大学男子バスケットボール部に所属する青木太一選手は無料ECサイト制作サービス BASEで自身のTシャツやグッズを販売し、多くの数を売り上げています。※売上数は非公表
青木太一選手のグッズ販売サイト Timing・Feeling・Happninng
青木選手は、2019年現在大学4年生で、高校3年時に高校バスケで最も大きい大会”ウィンターカップ”でチームを3位に導き、またダイナミックで泥臭いプレーと他の選手とは一線を画す見た目から、ファンが決めるMIPにも選ばれた人気選手です。
左:高校時代の青木選手。バッチリ決めた髪型とパフォーマンスで人気に。
彼のInstagramを見てみると、バスケだけでなくスニーカーの投稿が多く、さらにしっかり加工してあり、“オシャレな選手”というイメージをSNSで形成しています。
また彼は独自に #あおきっくすらいふ(2019年2月現在:998件) というハッシュタグを自身のキャッチフレーズのように使い、ファンに浸透させています。
そして青木選手は昨年12月に「あおきっくすらいふ」Tシャツを販売開始。インスタライブでの告知や、チームメイトや他大学の選手に着用してもらい販売に繋げていきました。
2. YouTubeにスキル動画を公開
北條選手の YouTubeチャンネル:ちゃんねるぼーらー[kaiki](2019年1月開設)
こちらも大学バスケの事例になりますが、京都産業大学に所属する北條海樹選手は、自身のスキル動画をYouTubeにアップしています。
北條選手は全国的にはあまり知られてないですが、関西では名の知れた選手で、そのドリブルテクニックには多くのファンがいます。
まだYouTubeを始めたばかりなので、チャンネル登録者数・再生回数は少なく、収益はわずかだと思いますが、今後伸びる可能性は非常に大きいと思います。
SNSで収益を得るには覚悟がいる
選手がSNSを活用し収益を得ている事例を紹介してきましたが、誰でも真似をすれば稼げるようになるわけではありません。
まず競技で選手としての価値を高めなければいけません。
また体育会の大学生の本分は勉学と部活です。
SNSでの活動は目立ってしまうため、本分を疎かにしていると周りから見られる可能性は非常に高いです。
だからこそ、勉学と部活に一生懸命取り組まなければなりません。
しかし、選手としての価値を高めるためにSNSは非常に有効なツールです。
収益を得なくても、選手個々がファンをつくるために活用すれば大学スポーツの価値自体も上がると考えています。
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