大学部活動が自分たちのホームページを活用して稼ぐ方法とは?
この記事でわかること
・Webで稼ぐとはどういうことか・Webで稼ぐ方法の具体例
目次 [非表示]
Webで稼ぐってどういうこと?
部活でやりたいことを実現するためには資金が必要ですよね。
今回は、部活で稼ぎたい!という時に主に「自分たちの部活動のホームページを使って稼ぐ」方法について解説します。
ホームページを運用する理由には、
『もっと部活で稼げるようになるため』、『もっと強くなるため』『もっとファンを増やすため』など、各チームのフェーズによって様々かと思いますが、いずれにせよページを充実させ、人が集まってくればそこは稼ぐための大きなチャンスとなります。
Webで稼ぐ方法には大きく2つの方法が挙げられます。
・Web・インターネット広告で収益をあげる
・グッズ販売やチケット販売のプラットフォームとして活用する
Webで稼ぐ方法を知っておくことで、すぐに始められる方法での収益化はもちろん、長期的なデジタル活用のビジョンを描くことにも繋がります!
Web・インターネット広告で収益をあげる
Web・インターネット広告と言っても様々な種類がありますが、自分たちのホームページで稼ぐ際に関わってくるのは「アフィリエイト広告」と「純広告」です。
1.アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、インターネット広告の一つで、ある商品やサービスについてブログやWebサイトなどの媒体で紹介して、閲覧した人が購入することを目的とする広告手法です。
一般的に、アフィリエイト広告は成果に応じて費用が生じる成功報酬型の課金形態をとっています。出典:https://www.seohacks.net/basic/terms/affiliate-advertising/
このように説明されても分かりにくいかもしれませんが、具体例を見ればすぐにピンとくるでしょう。
例えば、こちらの流通経済大学サッカー部のホームページでは、赤枠で囲った部分がアフィリエイト広告になります。
この部分の表示内容は見る人によっても変わりますし、アクセスする度に変わります。
ユーザーの閲覧履歴などから判断して表示されているためです。
そして、ユーザーが広告を通じて何らかのアクション(購入やダウンロードなど)を達成すると表示しているサイトに報酬が入ってくる=成果報酬型ということになります。
“アフィリエイト”とというと、小遣い稼ぎに個人がブログなどで行なっているというイメージもあるかもしれませんが、このように団体や企業のサイトでもアフィリエイト広告を表示している例はあります!
アフィリエイト広告のメリット・デメリット | |
---|---|
メリット | ・導入が簡単、無料。 |
デメリット | ・成果報酬のため、どのくらいの収益になるか分からない。 PV数が少ないと思ったような収益を上げるのが大変。 ・きちんと選ばないとどんな広告が表示されるか分からない。 |
メリットは何といっても無料で簡単に導入できること。広告を表示するスペースさえあれば始められます。
一方で、デメリットはPV数が少ないと本当に大した収益にはならない…ということです。ここは導入した上でホームページに人を呼べるように育てていくべきかと思います。PV数が増えれば広告収入も増えますし、ある程度毎月どのくらい見込めるかは分かってくるでしょう。
もう一つのデメリットは、誰にどんな広告が表示されているか分からないため、閲覧の邪魔になったり、印象が悪くなったりする可能性もある、ということです。
しかし、現在はユーザーもこのような広告に慣れていますし、むやみに表示箇所を増やさなければ問題ないと思います。よく見える部分、クリックしやすい部分に表示すれば収益は増えるかもしれませんが、「ウザいな」と思われてしまうかもしれないことは頭に留めておきましょう。また、アフィリエイトサービスを提供している事業者(ASP)はたくさんあります。思わぬ広告が表示されないよう、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
ASPによって得意としている分野や報酬が得られるタイミングなどは様々です。
インターネットの知識が少ないと、たくさんあって難しい…と感じるかもしれません。
そんなときは、大手企業の提供しているサービスを利用するのが安心でしょう。
アフィリエイトサービス事業者(ASP)の例
・Googleアドセンス
・Amazonアソシエイト
・楽天アフィリエイト
・Appleアフィリエイトプログラム
例えばGoogleアドセンスはクリック型のアフィリエイト広告。クリックされるだけで報酬が得られ、初心者でも気軽に始めやすいです!
参考サイト
2.純広告
純広告とは、特定のメディアの広告枠を買い取り、掲載する広告の総称です。
その名の通り、純粋に自分たちのメディア(ホームページ)の枠を使って販売する広告のこと。
純広告のなかにもバナー広告や記事広告などの種類がありますが、ここではバナー広告について説明します。
例えば、Yahoo!JAPANのブランドパネルは、最も有名な純広告の一つです。
見た目だけでは、アフィリエイトとどう違うの?と思うかもしれませんが、この枠はYahoo!JAPANが販売している広告枠のため、純広告となります。
掲載期間か、表示された回数かなど様々な契約形態がありますが、自分たちが運営するホームページであれば掲載期間で販売するのがシンプルです。
例えばこちらの早稲田大学アメリカンフットボール部のホームページ。
赤枠部分が純広告のバナー広告です。
この枠を、この期間でいくらという形で販売することができます。
純広告のメリット・デメリット | |
---|---|
メリット | ・任意の金額で販売できる。 ・自分たちのサイトにあった広告主を掲載することができる。 |
デメリット | ・営業、販売を自分たちで行わなければならない。 ・掲載・削除といった運用を自分たちで行わなければならない。 |
バナー広告はユニフォームに掲載するスポンサーなどと同じように捉えることができます。
アフィリエイト広告に比べて手間はかかりますが、“この企業に応援してもらっている”ということを示すことになりますし、売った時点で明確に収益が上がります。
バナー広告枠だけを買ってもらうこともできますし、すでに他の形で関係のあるスポンサー企業などに提案するのもよいでしょう!
グッズ販売やチケット販売のプラットフォームとして活用する
インターネットで何でも買える今の時代。
部活のグッズやチケットもインターネットで買えるようになれば便利ですし、部活の売り上げにもなります。
チームのことをなんとなく気になってくれた人がホームページを訪れたとき、チケットやグッズの情報があれば次の行動を促すことができます。
収益を上げるチャンスを逃さずに済むのです。
自前のシステムを作れるなら自分たちのホームページ内で完結するので素晴らしいことですが…それにはお金も時間も手間もかかってしまいます。
販売自体は既存のサービスを活用しつつ、ホームページからの誘導をしっかりしてあげるのが始めやすい方法です!
早稲田大学アメリカンフットボール部は、グッズショップへのバナーを掲載しています。
グッズ紹介のページなどもしっかり用意し、更新できるとなお良いですね!
グッズの紹介や最新のチケット情報はSNSもうまく使っていきしょう!
SNSマーケティングについてはこちらの記事もご覧ください。
番外編:ホームページの価値を支援獲得に活用する
Webで直接売り上げることだけがWebで稼ぐ方法というわけではありません。
Webがきちんと整っていることは部活の信用力を高めることになりますし、PV数が増えれば増えるほどその価値は高まります。Webは部活への支援を獲得するときにも有効に活用できる資産です!
様々な稼ぐ手段については、こちらの記事も参考にしてみてください。
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