• TOP
  • ファン獲得
  • 大学スポーツを支える学生の熱き挑戦〜楽しさとワクワクで近大を日本一へ〜

大学スポーツを支える学生の熱き挑戦〜楽しさとワクワクで近大を日本一へ〜

TOPICS
2020年10月20日

SHARE

自己紹介

初めまして。

KINDAI BIG BLUE PROJECTで代表をしております法花侑希と申します。


まずは、私という人間について少しご紹介させていただきます。



私はKBPをはじめとし、大学スポーツの発展や課題解決にコミットしています。

一方で、部活動や体育会本部および学連等には所属していません。


私が大学スポーツと出会ったのは、大学2年生の春に聴いた、とある人の講演です。その講演では、日本の大学スポーツの現状とアメリカの大学スポーツとの比較をメインテーマとした内容が展開されていました。私はこの講演を聴いて、アメリカであそこまで華やかな世界にできるのなら日本でできないはずがないと思いました。

そこで日本のみならず「大学スポーツ」というものに関してもっと見識を深め、自分の手でどこまで日本の大学スポーツを盛り上げることができるかチャレンジしてみたいとワクワクしたのが今に至るきっかけです。


現在は以下の2つの理由から大学スポーツに心血を注いでいます。


1つ目は、夢のモデルケース作りに挑戦するためです。

私は将来、「陸上競技に関わる全ての人の生活を豊かにする」ために「陸上競技をエンタメ化し大人気スポーツにする」ことが夢です。

大学生活においてこの夢を叶えるために必要な経験を積もうと考え、大学スポーツというフィールドでスポーツを「観る」という視点から観客数の増加や、ファンコミュニティ形成などに挑戦をしています。


2つ目は、大学スポーツをより良いものにすることによって日本スポーツ界全体のレベルアップにつながると考えたからです。

私は大学スポーツとは、プロや実業団選手として日本のトップアスリートになったり、トレーナーやコーチ・指導者、さらにはその他の産業界からスポーツに寄与する人材になったりする直前の段階にあるものだと考えています。(全ての選手がそうだというわけではありませんが)

そのため大学スポーツを発展させ、運動部の学生全員が満足に練習でき、心置きなく競技に、部活動に打ち込める環境にすることができれば、日本のスポーツ界はもっともっと強くなると考えています。




KBPとは


本題に入ります。

私が代表を務めております「KINDAI BIG BLUE PROJECT」、通称KBPについてご紹介します。


まず、「KINDAI BIG BLUE」とは近畿大学の体育会を総称する、ニックネームのようなものです。近いものとして関西大学のKAISERSや筑波大学のOWLSなどがあります。

KBPとは簡単に言えば、この「KINDAI BIG BLUE」を学内外に浸透させ、もっともっと近畿大学の体育会部活動を盛り上げていこうという学生組織です。
(最近はeスポーツなんかにも手を出したりしています。)



KBPで取り組んでいる課題としては次の2つです。


①近大スポーツの価値向上

②体育会学生の待遇・環境改善



上記の課題解決に取り組むにあたり、KBPでは次のような方針で活動しています。



ひとことに日本一と言ってもたくさんの要素があります。

「どのような日本一になるのか」をVISIONで定めました。



①日本一の観客数

近畿大学の試合の観客数を増やすことで部活動や運営側へ回る資金を増やし、近大スポーツならびに、大学スポーツの発展に寄与します。



②日本一のプレー環境

近大の体育会生が満足に練習や遠征、合宿などができるように各所へ働きかけを行うことで、プレー環境を改善し、体育会の強化につなげます。



③日本一の応援

大学の周辺住民のみなさんやOB/OGのみなさんから愛され、応援される体育会になるよう働きかけることで、各体育会への支援金増加や、試合観客数の増加、ファン数の増加につなげます。



④日本一の成長

上記の活動を通して、KBPで活動したメンバーとして卒業後も社会に価値を与えられる人材を輩出していきます。



また、KBPでは近大スポーツに関わる人全てが「楽しい」と思えるような活動を心がけています。これはKBPメンバーも例外ではなく、「自分が楽しいと思える企画に全力で取り組もう」という行動指針を定めています。



設立の経緯


続いて、KBPがどのようにして設立されたかをお話しします。

実はKBPが設立される以前から、近畿大学はアンダーアーマーの総代理店であるドームさんと手を組み、体育会のブランディングに力を入れていました。


近大が体育会の統一ロゴ、ユニホームを発表

https://kindaipicks.com/article/001512


この動きの中で、学生が中心となって近畿大学の体育会を盛り上げていく組織があってもいいのではないかということで2019年春に大学やドームさんからの後押しも受け、設立に至りました。


少し話が変わりますが、私たちKBPは部活でも公認サークルでもない、近畿大学ならではの少し特殊な位置づけで活動をしています。

近畿大学にはアカデミックチャレンジという文字通り学生の挑戦を応援する制度があり、いくつかの審査を突破した団体には専用の会議室が与えられ、大人のメンターさんもついてくださいます。(現在予算の割り当てはないので、メンバーで工夫して活動しています。)

私たちはそんなアカデミックチャレンジの1団体として活動をしているというわけです。



そんな私たちですが、最初から30人もメンバーがいたわけではありません。

設立当初いろいろあり、結局私一人でスタートしました(いろいろの内容が気になる方は直接法花までご連絡ください)。

私は「まず仲間を集めなければ始まらない」と思い、LINEに登録している近大の友人の中からアタックリストを作って個別にアタックをしたり、全近大生に向けたプロジェクトの説明会を1週間毎日開催したりしました。

すると幸運なことに、いきなり6人のメンバーが増えました。その後も類は友を呼ぶ方式で増えていった結果、初年度は15人の仲間に恵まれました。



初年度は他にも組織の基盤作りに力を入れていました。

まずは集まったメンバーと一緒にミッション・ビジョン・バリューを決めました。

全体でゴールイメージを共有した後、メンバー一人一人からその人が考えるKBPのミッション・ビジョン・バリューを言語化してもらい、それらを踏まえて私が敲き台を作った上で、ああでもない、こうでもない、もっとこうした方がいいのではないかなどと毎週議論し、2ヶ月かかってやっとこさ決定しました。

また、どうすれば企画を実施できるのかよく分からなかったため、探り探りで学内単発イベントを数回開催し、少しずつKBPという組織を確立していきました。

思い返せば、本当にたくさんの方にお世話になりながら、毎日無我夢中でKBPの仕事をしていました笑



2年目となる2020年度は、スタートダッシュで新メンバー獲得戦略がうまくはまりました。

はまったと言っても、このときに行った戦略はどこの団体でもやっているようなシンプルなものです。

まずはどのような人がほしいかをメンバー全員で思いつくだけ上げまくります。

そこで上がった要素を元に2つの人物像をペルソナとして割と大雑把に作成、それらのペルソナとのタッチポイントから確実にKBPの情報を届け、彼らが持っているであろうニーズにKBPは応えることができるというメッセージを発信するための万全の準備をします。

あとは実行するだけです。


具体的には、

・11月~12月頭にかけて

「高校時代はゴリゴリに運動部だったが、大学では部活ではないもっと別な何かに情熱を注ぎたいと考えている新入生」と「そろそろ就活に向けて何かガクチカになるエピソードを作らなければと一念発起する3年生」といった2つのペルソナの設定を行いました。

・12月中旬~下旬

新入生とのタッチポイントを作るために近畿大学生の個人Twitterアカウント(今回は法花の個人アカウント)を開設・育成しながら、同時並行で「新入生向け」と「3年生向け」のそれぞれの説明会で使用するスライドを作成しました。

・1月~4月中旬

合格発表も着々と進み、新入生が大学進学のための準備を進める中、

Twitterでのお悩み相談や新入生にとって有益な情報の発信をすることで着実に新入生のフォロワーを増やしていきました。

・新入生も3年生も履修登録が佳境の4月下旬

新入生フォロワーが約1000人いるTwitterと全近畿大学生が履修登録をする際に必ず閲覧するオンライン掲示板に説明会の告知を掲載した結果、新入生向け説明会には約30人、3年生向け説明会には約40人の参加がありました。


その中からありがたいことに合計15名が新メンバーとしてKBPに加わってくれました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で説明会は全2回ともオンラインに変更しての開催でしたが、そこまで支障はなく、むしろオフラインでやるよりも人が集まったのではないかとすら思っています。



そして、現在では新しい仲間とともに新型コロナウイルス感染拡大の影響で予定変更を余儀なくされながらも、


①アメフト部さんと協力してビジョン実現の第一歩となるモデルケースを作る

②KINDAI BIG BLUE の学内認知度を80%にする


という2つの短期目標を掲げ、バリバリ活動しています。




これまでしてきたことと大変だったこと


KBPではこれまで、大小ありますが合計16回の企画を実施してきました。(2020年9月現在)

中でも2020年5月と7月に実施した「部活の本音ぶっちゃけバラエティ」という企画は多方面からの反響が大きかったです。


体育会の皆さんと近畿大学放送局さんの協力を得て、体育会の魅力をバラエティ番組形式で伝えるという試みです。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、立案からオリエン、実施まで全てオンライン上のみのやりとりでここまでのクオリティを完成させた渡邉チームには脱帽でした。皆様も是非一度ご覧ください。


「部活の本音ぶっちゃけバラエティ」


マネージャー編

https://youtu.be/D7-ZVV12ldI


プレーヤー編

https://youtu.be/JjlOMRSG1_w



続いて、KBPの活動の中で大変だったことですが、はっきり言ってありません。

たった一人でスタートしたり、めちゃくちゃ時間と熱量をかけて考えた企画が一瞬にしてぽしゃったり、関係各署とうまく連携がとれなくて思い通りにことが進まずタスク量が倍になったり、毎週ミーティングのアジェンダを考えて資料を作ったり、どうすればメンバーみんなが楽しいと思えて前のめりになれる活動ができるか毎日考えたりしていますが、


大変なことなど一つもありません。


全てが楽しく、愛おしい瞬間です。


KBPの代表をしていて生じる、逆境とか不幸とか苦労とか災難とかは

それを乗り越える方法や乗り越えた先のことを考えるだけでワクワクに変わります。

これから先、どんなことが起こっても、私はワクワクして、ルンルンで仲間と一緒に知恵を絞って、最高の笑顔で乗り越えていくと思います。




KBPの将来像


KBPは近大スポーツを日本一にする団体です。


いつかビジョンに掲げた全ての項目を達成して、近畿大学の体育会が日本一だと誰もが認める日が来れば良いなと思っています。


といっても、それが達成されるのは果てしなく先になってしまう可能性が高いです。

ですので、今いるメンバーや近い将来KBPに入ってくれるメンバーにはKBPという組織をうまく使って、組織の目的も追いつつ、個人の目的を達成できるような活動を継続していってほしいと思います。

組織が続いてさえいれば、目的を達成することはできるのだから。

そのためにも私は残された大学生活でKBPという団体を10年20年継続できるように組織体制を強化していく所存です。


また、KBPの将来像とは少しずれますが日本全国の大学にKBPのような組織ができれば良いなと考えています。

そうなれば日本の大学スポーツがもっと盛り上がること請け合いです。



法花侑希

KINDAI BIG BLUE PROJECT 代表

Twitter:@hkk_yk_kdu

SHARE

RELATED EVENT関連イベント

DOWNLOAD資料ダウンロード